歌の練習前にはストレッチが重要

歌の練習前にはストレッチが重要

歌を歌うなら「綺麗な歌声で歌いたい」と思うはずです。歌声が綺麗であれば自信を持って歌うことができ、人前で歌うときも気負うことがありません。綺麗な歌声で歌うためにはボイストレーニングを行う必要もありますが、歌う前のストレッチも大事です。

歌う前にストレッチをすることで綺麗な歌声が出せる準備を整えることができるからです。どのようにしてストレッチすることができるのかストレッチの方法を紹介しましょう。

声帯周りのストレッチ

ストレッチの方法は各部分によって違いがあります。まずは、声帯周りのストレッチについて紹介します。

ハミング

ハミングをして声帯のストレッチをすることができます。ハミングをするときは眉間に当てるイメージで声を出すと鼻腔共鳴が起きて大きな音を出すことができます。口を閉じて鼻に当てる感じでハミングすると声帯の緊張をほぐすことができます。

舌のストレット

滑舌は舌の状態に大きく左右されるので、舌がしっかり回ることができるようにストレッチしておきましょう。舌のストレッチは舌を出し入れしたり、舌を使って円を描くように回したりしてストレッチができます。

舌を動かすことで滑舌が良くなり発声のときに聞き取りやすい発音を出すやすくできます。

お腹周りのストレッチ

続いてお腹周りのストレッチについて紹介していきます。お腹周りのストレッチは以下のようになります。

お腹の筋肉のストレッチ

お腹の筋肉をストレッチしておくことで複式呼吸など、お腹を使って声を出しやすくすることができます。お腹の筋肉のストレッチでは、まず頭の上に両手を伸ばして右へゆっくり傾けていきます。呼吸を止めずにゆっくりと傾けていき、そのまま深呼吸を3〜5回ほど行います。

次に逆方向もストレッチします。両手をしっかり伸ばしたまま体を左側へ倒していきます。これも深呼吸を3〜5回ほど行います。

最後にゆっくり起き上がってお腹の後ろで手を組みます。深呼吸しながら前屈して腕を大きく持ち上げていき、そのままの状態で3〜5回ほど深呼吸をします。

これで、お腹周りの筋肉をほぐすことができ、筋肉を利用して歌声を出しやすくすることができます。

腹筋をほぐす

腹筋をほぐすことで腹筋を使いやすくすることができます。腹筋をほぐすためのストレッチでは、両手を使ってほぐすことができます。まずはおへその下を3〜5回ほど押します。

その後に左右両方を横にスライドさせて3〜5回ほど軽く押します。

その後、脇腹あたりを3〜5回ほど押し、みぞおちも3〜5回ほど押すことで腹筋をほぐすことができます。腹筋の緊張をほぐした後にお腹に力が入りやすくなっていればストレッチの効果が出ているので、効果を実感するまで押してみましょう。

体のストレッチ

体をストレッチしておくことで大きな声を出しやすくすることができます。どのように体をストレッチしていくことができるのか紹介します。

首のストレッチ

首をストレッチさせることで、アゴや喉筋をほぐすことができます。首をストレッチさせるためには首をゆっくり回します。その後に首を左右に倒して筋を伸ばしていき、最後に首を上下に上げ下げしましょう。

首を念入りに動かしておくことで喉を使いやすくすることができるので、発声を行う前にしておくのがおすすめです。

顔のストレッチ

歌を発声するときは顔の筋肉を使用して発声させます。顔の筋肉が緊張していると声が震えてしまって音程が安定しないのでストレッチしておきましょう。

顔のストレッチは広角のリフトアップを行います。口の形を「ウ」にして、その後に「イ」の形にすることを何度も繰り返していきます。この繰り返しにより顔を動かすことができ、筋肉の緊張を和らげることができます。

また、表情筋も緊張をほぐしておくため、瞬間的に力を入れたり向いたりしてストレッチできます。顔のパーツを寄せたり離したりすることもできます。

簡単なストレッチなので、歌う前にしておくのがおすすめです。

ジャンプで緊張をほぐす

体全体が緊張していると声がうまく出ないこともあります。そのため、全身の力を抜くことができるように、脱力しながらジャンプするようにしましょう。脱力しながらジャンプすることで余計な力が抜かれていきます。体がほぐれたことが実感できるまでジャンプしてみましょう。

まとめ

歌う前のストレッチの方法はたくさんありますが、ストレッチを行うことで歌声をしっかり出すことができます。音程を外さないこと、息切れなどをしないためにもストレッチは大事なので、ぜひ行うようにしてください。

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