喉が痛くなる原因
まず、どうして喉が痛くなるのか?その原因について考えてみましょう。
一言で言ってしまえば、「喉に力が入っているから。」です。
その対処法として、ボイトレの先生方はこう言います。
「喉の力を抜きましょう。」
確かに喉の力を抜くというのは正解です。
しかし、それを言われて、
「はい、喉の力抜けました!」
とできるのであればそもそもそんなにこの問題に困っている人ではない人だと思います。
「喉の力を抜くってよくわからん。」
「歌っているときに抜くなんてできない。」
という方がほとんどではないでしょうか。
それもそのはず。なぜなら歌っているときに力を抜いて歌うというのは、不可能だからです。
歌うということは、力を入れないと良い歌が歌えないのです。
大切なのは、この「力の入れる場所」なのです。
つまり喉が痛くなるということは、
本来力を入れるべき場所に力が入っていない
↓
代わりに喉に力を入れて歌ってしまっている
という状況なのです。
それでは、どこに力をいれれば良いのでしょうか?
正しい筋肉の使い方を覚えよう
①喉が痛くなる原因は喉に力が入る。
②そのためには他の場所に力を入れて喉の力を抜く必要がある。
つまり、喉ではなく、体に力を入れるのです。
正確に言えば、足や、お尻、お腹や背中などに力を入れるということなのです。
もう一つ喉に力を入れないために、必要な場所があります。
それは「口」です。口に力を入れると喉の力は抜けていきます。
さてここで疑問になるのは、「口に力を入れるってどうやってやるんだ?」ってことですよね。
実は日本人というのは口に力を入れないで喋っていることが多いです。
なぜなら、日本語があまり口を動かさなくても喋れる言語だからです。
逆に海外の方は比較的口の筋肉を使ってしゃべることができています。
なぜなら、英語などは口をきちんと動かしてしゃべる言語だからです。
つまり、口の筋肉を使うということは滑舌良くしゃべったり、はっきりしゃべったりできるようにするということです。
これは意識するとだんだんできるようになるのでぜひ、練習してみてください!
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