自宅でボイトレをするときの注意点
自宅でのボイトレは大切な時間
自宅でのボイストレーニングでは、注意することがあります。
それは「丁寧に」ボイトレすることです。
自主練では、ボイストレーナーはいません。
自分自身がボイストレーナーです。
自宅での練習が有意義であるかどうかで、その人の成長スピードは大きく変わってきます。
練習は一人ですると、雑になりがちです。
自分が自分の監督者となって、丁寧に練習をしましょう。
ボイトレの順序は飛ばさない。
ボイストレーニングのレッスンでは、
①ウォームアップをして
②簡単に発声のテクニックの確認をしてから
歌を歌い始めるはずです。
ストレッチをする方もいるでしょう。
自宅での練習でも、歌う前にはその手順を丁寧に踏んでください。
突然「歌の練習」に入ることは避けるべきです。
「声を起こす前に」「発声のテクニックを確認する前に」歌を歌うと、理想的な発声はできません。
歌と発声練習では、発声練習の方がテクニック的に簡単ですね。
発声が未熟なうちは、歌で「声を自由に操ること」は難しい作業です。
突然「歌から入る」ことは、悪い癖を生み出してしまう恐れがあるのです。
※美しい発声テクニックを既に身につけている方は除きます。
ウォームアップなどは飛ばして、早速「歌を歌いたい気持ち」もわかります。
ですが、練習をする時はそこを我慢して「丁寧に」練習をしてください。
楽しく歌いすぎない。
また歌うことは楽しいことです。
つい「楽しく歌いすぎて」しまう場合もあります。
その時は、是非客観的に自分の声を分析する「もう一人の自分」を作ってください。
「友達とのカラオケ」と同じ状態で何度歌っても、なかなか進歩は望めないからです。
常に歌を歌いながらも、「今日の課題」を持ちながら曲も練習をしましょう。
ただし、音楽を楽しむことはとても大切なことです。
テクニック的なことばかり考えてしまう方の場合は、是非「カラオケのように」歌を楽しんでください!
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